こんにちは
行田サポート遊学館です。
寒かったり暖かかったりと安定しないお天気ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
年明けに能登半島地震がありましたが、3月は東日本大震災が記憶に強く残っていると思います。
今回は地震の防災訓練を行ったのでその様子をお伝えしようと思います。
児童発達の子どもたちは遊学館での活動中に地震が起きたことを想定して訓練をしました。
活動中に緊急地震速報のアラームを流して、頭を守る姿勢をとるよう指示しました。
口頭指示で理解ができない子どもたちは職員が抱きしめるようにして頭を守りました。
訓練が終わった後に振り返り、「おかしもち」の確認をしています。
来年度から小学校に入学する子や年長さんになる子を中心にしっかりと答えられていました。
放課後等デイサービスを利用している子どもたちは2階での活動中やトイレ中、着替え中など様々な場面を想定してどのように頭を守るのか、避難の仕方を訓練しました。
訓練後には地震による物の倒れ方や種類、振り返りシートを使って自身の行動を振り返りました。
地震は天気のように予想できないものです。
小さな子どもたちは特に経験も少ないためパニックにならないよう周りの大人が安心させてあげることが大切です。
活動範囲が広がる小学生以上の子どもたちは外出で遊びに行って、すぐ近くに大人がいない環境もあるため、自分の身を守る知識が必要です。
大人も子どもも訓練を重ねて少しでも非常時に対応できるよう備えておきたいですね。


グループ活動でシロクマ製作をしました。

今回のグループ活動の目的や狙いは…
1.静かに活動をする。
・静かに活動する事を意識する事で、忍耐力を培ったり、“静かな場所では静かに過ごす”といった意識を付けていくといった狙いがあります。仕事や作業を静かに集中して行ったり、我慢が必要な場面でしっかり我慢できるようになるといった事に繋げていきます。
2.作品を完成させる。
・作品を完成させる事を意識する事で責任感が培われます。学校や家庭、将来的には仕事での作業に対して責任感を持って行動できるようになります。
3.分からない事は自分から質問をする。
・分からない事を自分から質問する事で自発性を培っていきます。分からない事を分からないままではなく、教えて下さいと自発的に言えるようになっていきます。
●グループ活動の様子

おやつの片づけが終わったら席に着きます。
席に着いたら静かにグループ活動開始の挨拶を待ちます。

グループ活動開始の挨拶をして気持ちを“おやつの時間”から“グループ活動の時間”へと切り替えられたら活動開始です。
職員の説明を静かに聞き、分からない事はしっかりと質問します。活動内容をしっかり理解したら製作活動開始です。

製作中は静かに集中します。

製作中に分からない事や不安な事があったら職員を呼んで応援を頼みます。

製作途中、作業の段取りが間違えてないかを職員に確認するお子さんも居ました。

作品が出来たら提出して、使用道具の後片付けをします。
それらをした後は席に戻って、グループ活動終了の時間を待ちます。
今回も目的を達成しつつグループ活動をする事ができました。
今後もお子さんの力を伸ばしていける活動をしていきます。
行田特別支援学校のお友達の作品が飾ってある忍城に、お散歩しに行きました。
今回のお散歩の目的や狙いは…
1.ルールを守って集団行動をする。
・予め、ルールを決めて集団行動をします。これにより規範性を培ったり集団生活に慣れていくといった狙いがあります。
2.お友達の作品を見る。
・お友達が作って飾った作品を見つけ出していきます。これにより注意力を培ったり、文字や看板などの身の回りの物への興味関心を高めていく狙いがあります。
3.運動をする。
・散歩を通して運動をします。運動の習慣を育んだり、運動不足の解消を狙います。
●お散歩の様子

ほほえみを出る前にお散歩のルール確認をしました。
乗車中のルールで、“車に乗っている時は静かにする”を守りながら忍城へ行きました。

集団でまとまりながらお散歩をしました。
お友達の作品を探しながらお散歩中を楽しみました。

何か作品はあったけど、お友達のかな?と調べながら先に進みました。
様々な作品を見ながら、どう綺麗だったのかの感想を語り合いました。

これかな?とお友達の作品を見つけて喜びました。

皆でお友達の作品を鑑賞しました。
後日、お友達に作品を見に行った事を伝えるそうです。

お友達の作品を見た後は忍城の案内板を見ながら歴史を学びました。
歴史関係に興味を持ち始めたお子さんは興味津々に職員の解説を聞きました。
今回の楽しみながら目標を達成する事ができました。
今後もお子さんの力を伸ばしていける活動をしていきます。
グループ活動で雪だるま製作をしました☃

1.集中力を高める。
・集中する事を意識して説明を聞いたり、製作活動をする事で集中力を培っていきます。集中力を培っていく事で、学校や私生活で集中力が必要な時に集中しやすくなったり、集中時間を今よりも伸ばしていく狙いがあります。
2.時間内に作品を完成させる。
・グループ活動時間内に作品を完成させる事を意識する事で、スケジュール管理能力を培ったり、時間に対しての意識を芽生えさせていきます。将来的に、仕事などで自分なりに段取りを組めるようになったり、時間を見て行動が出来るようになるといった狙いがあります。
3.指先の運動をする。
・細かい作業を通して指先の運動を行いつつ、協調運動のトレーニングをしていきます。字が綺麗に書けるようになったり、今より細かい作業が出来るようになるといった狙いがあります。
●グループ活動の様子

材料と道具を貰ったら、職員の製作手順の説明を聞きます。
手元の材料から、自分が作る時はどうするだろうとイメージしやすくなります。

集中して説明を聞いたら製作を始めます。
説明を思い出しながら製作を進めていきます。

分からない事や、今のペースで製作を続けて時間内に終わるか分からない時は職員に聞きます。
自発的に質問をする事で自発性を高めていきます。

最後まで集中力を切らさずに頑張って製作を続けられました。
作品提出後は道具の片づけをしました。
今回も目的を達成しつつグループ活動をする事ができました。
今後も子供たちの力を伸ばしていける活動をしていきます。
SSTで、ゲーム形式での挨拶学習をしました。

1.ルールを守って活動をする。
→ルールを守って活動する事で、社会性や規範意識を身に着ける狙いがあります。社会性や規範性が身に着く事で、社会に出た時にコミュニケーションを円滑にできるといった事に繋げていきます。
2.静かに座る。
→自分の番が来るまでは静かに座る事で、忍耐力を培ったり落ち着いて過ごせる時間を伸ばしていく狙いがあります。公共交通機関などの静かに過ごす場所で、ストレスなく静かに過ごせるようになるといった事に繋げていきます。
3.考えてゲームをする。
→その場面その場面を考えながら答える事で、思考力を培ったりその場に合った受け答えが出来るようになります。相手の立場や気持ちを考えられるようになったり、質問に対して適切な答えを出せるようになるといった事に繋げていきます。
●活動の様子

気持ちを“おやつの時間”から“SSTの時間”に切り替える為の挨拶をします。
おやつのゴミを片付けしたら自分の席に戻って挨拶をするまで待ちます。挨拶後、気持ちがしっかりと切り変わったらSSTの内容を聞き、理解に努めます。

SSTの内容を理解できたら挨拶学習を始めます。
ルールを思い出し、それを守りながらゲームを進めていきます。

難しかったり、分からない時は職員がお手伝いします。

時にはお友達が、悩んでいるお友達を助けます。
お友達に分かりやすく説明する事でコミュニケーション能力や国語力が身に付きます。

問題を解き切ったらSST終了の挨拶をします。
挨拶を通して気持ちを“SSTの時間”から“学習・余暇活動の時間”へ切り替えます。
今回も楽しみながら挨拶について学ぶ事ができました。
今後も色々学んでいけたり、お子さんの力を伸ばしていける活動をしていきます。
グループ活動で画用紙を用いたニット帽・手袋製作をしました。

今回のグループ活動の目的・狙いは…
1.集中して活動に取り組む。
→集中する事を意識して活動する事で集中力を培います。物事を始める時に今よりも早く集中出来るようになったり、集中力を今よりも伸ばす事に繋げていきます。
2.友達と道具を譲り合って使う。
→譲り合いを意識する事と譲り合う際に話をする事で、譲り合いの精神とコミュニケーション能力を培っていきます。社会性が身に付き、円滑にコミュニケーションが取れるようになるといった狙いがあります。
3.時間を意識して製作活動をする。
→時間を意識して製作をする事で、時計を読む力やスケジュールを考える力を培っていきます。スケジュール通りに行動出来るようになったり、スケジュールを考えて行動できるようになるといった狙いがあります。
●グループ活動の様子

おやつの時間からグループ活動へ気持ちの切り替えが出来てから職員が説明を始めます。
集中して説明を聞き、グループ活動の内容を理解します。

グループ活動の内容が理解できたら製作を始めます。
材料や友達と使う道具が揃っているかを確認して、足りない物があれば職員にその事を伝えます。

製作中、難しい事や分からない事があったら自分で職員を呼びます。
どこが難しいや分からないのかをしっかり職員に説明して、問題を解決します。

時々時間を確認しながら製作を進めていきます。
自分である程度スケジュールを立てられるお子さんは、それに沿って作業を進めていきます。

完成したらその事を職員に伝えて作品を提出し、道具やゴミを片付けます。
それらが終わったらグループ活動終了時刻まで席に座ってます。
時間になったらグループ活動終了の挨拶をして、気持ちをグループ活動から学習・余暇活動に切り替えます。
今回も目的を達成しつつグループ活動をする事ができました。
今後もお子さんの力を伸ばしていける活動を行っていきます。
グループ活動で画用紙を使ったペンギン製作をしました。

今回のグループ活動の目的・狙いは…
1.指先をしっかり動かして、微細運動や協調運動のトレーニングをする。
→製作を通して指先を器用にしていきます。細かい作業を今より出来るようになったり、字を綺麗に書けるようになるといった狙いがあります。
2.細かい作業も根気強く集中して行う。
→忍耐力や集中力を培う狙いがあります。苦手な事でも頑張って行う姿勢を培ったり、今よりも長く集中して物事に取り組んでいける集中力を身に着けていきます。
3.分からない事や疑問点はしっかり質問をする。
→自発性を高める事や国語力の向上に繋げていきます。分からない事があってもしっかりと聞くことができる姿勢を培ったり、考えている事をしっかり言語化できるようになっていきます。
●グループ活動の様子

材料を貰ったら集中して製作手順の説明を聞き、理解をします。
分からない事があったらしっかりと手を挙げて質問をしていきます。

説明を自分なりに理解できたら製作を開始します。
製作中も集中を切らさずに静かに活動を続けます。

集中力が切れてしまったら一旦一休みして、大丈夫だと思ったタイミングでまた集中して活動を開始します。

製作中に分からない事が出てきたらしっかりと手を挙げて職員を呼びます。
分からない事を説明して、疑問点の解決をします。
今回も目的を達成しつつ活動に取り組めました。
今後もお子さんの力を伸ばしていける活動をしていきます。
日々生活する中で、時々乱暴な発言が見られることがありました。
そこで、みんなと仲良く過ごせるようにSSTで練習をしました。
まずは職員の説明を聞きました。集中して聞いていました。
その後、一人ひとりロールプレイをしました。
お友達がけがをして痛がっていた時、遊ぶ玩具が見つからなくて困っていた時、
自分だったらどんな言葉をかけたらよいか練習しました。


「自分だったらこう言うかな」など見ている児童からも意見が出ていました。
今後も利用者一人一人に合わせたSSTを行っていきます。
