小学生から高校生までの子どもたちが利用されています。それぞれ違う年齢の子供たちや大人(職員)たちと一緒に生活していく中で社会性を身につけ、就労や進学などそれぞれの進路に繋げていけるよう支援を行なっています。
例えば・・・
・集団生活を通して「ありがとう」「お願いします」「ごめんなさい」などのあいさつを自然に言うことが出来るようにしていきます。
・遊びやゲームなどを通して、ルールや順番を守ることを学ぶとともに、なぜルールや順番を守ることが大切なのかを学んでいきます。
・自分の気持ちを相手に伝えられる、相手の気持ちを聞き理解していくことが出来るようコミュニケーション力を身につけていきます。
・人間関係を円滑に進めることが出来るよう、他者との関わり方について学び、理解していくことが出来るようにしていきます。
私たちは、日々の活動を通して子供たちが自分で考え自分で問題を解決するための力(生きる力)を身につけてほしいと願い、様々なプログラムを導入しています。
書字の基になる線のなぞり書きをはじめ、ひらがな、カタカナ、数字の練習や勉強の基礎となる読み書き・計算を行なっています。その他、文章の読解、時計、お金など日常生活に必要な基本的な能力を身につけるための学習を、一人ひとりに合わせて支援しています。また記憶力や語彙力、読解力の向上、コミュニケーション力の向上に繋がるなど様々な効果があると言われている音読も取り入れ実施しています。
趣味・興味の幅を広げていけるように、製作活動を行なっています。特に四季折々を感じることができるよう、季節の製作活動が中心になっています。その他ルールや順番を守る、協力して取り組むといったことをクイズやゲーム、散歩等を通し学び、身につけていけるように支援しています。
あいさつをはじめとする対人関係や身の回りの整理整頓、身だしなみ、時間の概念、お金の管理など、生活していくうえで必要になるスキルを集団生活や集団活動を通して、身につけていけるよう支援をしています。また月1回程度、買い物学習や公共交通機関利用体験などの社会体験学習も行なっていきます。